サッポロビールとアークスは、サッポロ生ビール黒ラベル「花火缶」(350ml)を23日からアークスグループの酒類取扱店舗330店舗で発売を開始した。両社のオリジナル缶による共同キャンペーン企画第3弾で、北海道と東北の代表的花火大会のチケットが抽選で当たるほか、絶滅危惧種の天然記念物、シマフクロウの保護活動として1缶1円を寄付する。(写真は、「花火缶」の発売キックオフの記者会見のフォトセッション。左からアートディレクター野村ソウ氏、サッポロビール上席執行役員北海道本部長兼北海道本社代表小野寺哲也氏、ラルズ社長猫宮一久氏、東光ストア社長楠美秀一氏、北海道シマフクロウの会・北海道二十一世紀総合研究所取締役総務部長米谷実氏)

 サッポロビールとアークスは、昨年2月にサッポロ生ビール黒ラベルで「名産缶」と称したオリジナル缶による共同キャンペーンを初めて実施。同年10月には「温泉缶」称した同様の企画を行った。今回は、3回目で「花火缶」と銘打ち、ラルズや福原、道北アークス、東光ストア、道南ラルズ、道東アークスの北海道215店舗、ユニバース、ベルジョイスの北東北115店舗で販売。

 6月30日までの期間中に1000円(税別)以上購入したレシートを専用応募ハガキに貼って必要事項を記入して応募すると、抽選で150組300人に北海道の「勝毎花火大会」や「モエレ沼芸術花火」、東北の「ねぶた祭り花火大会」、「おらが自慢のでっかい花火大会」のうちいずれかのチケットが当たる。
 また、Wチャンス賞としてアークス「RARAカード」のポイント1000ポイントも抽選で200人にプレゼントする。

 缶にはシマフクロウのデザインを採用、1缶につき1円をシマフクロウの保護活動を行っている「北海道シマフクロウの会」(会長・横内龍三北洋銀行顧問)に寄付する。パッケージデザインは初回から担当しているアートディレクターの野村ソウ氏が手掛けた。シマフクロウがアークスのコーポレートカラーを模した花火をバックに、ひょっとこの面を載せている姿をイメージにしている。「より多くの人にシマフクロウを知ってもらい、花火缶を飲んで新元号も祝ってもらいたい」(野村ソウ氏)。



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