北雄ラッキー(本社・札幌市手稲区)は13日、「ラッキー西岡店」(豊平区西岡3条11丁目)をリニューアルオープンさせた。ほぼ5年ぶりの改装で床材や什器ケース類の更新のほか商品のMD(マーチャンダイジング=販売政策)を見直し買い物ニーズをフォローする品揃えを強化した。(写真は、13日に改装オープンした「ラッキー西岡店」)
(写真は、スペースを広げた惣菜コーナー)
「西岡店」は、同社の前身である山の手ストアー時代の1981年に開店した店舗で今年が38年目。当時と比べて競合店も多くなり、数年ごとの小規模改装で買い物客の要望に応えてきた。
今度の改装は、設備ハード面の更新に加えて商品MDを見直し、「当社が積極的にお客さまに提案する強化カテゴリーの品揃えや簡便即食の品揃えも増やました。毎日の食生活を応援する当社ならではの品揃えになっています」(吉田武生営業本部販売部長)。惣菜コーナーの棚を約25%増やしたほか、新たにイートインコーナーを設置、無料WiーFiやコンセントも完備した。
「ラッキー西岡店」の周辺には「ザ・ビッグ西岡店」、「産直生鮮市場西岡店」などがあり、食品スーパー同士の競争は激しい。「価格面で対抗するとともに商品の品揃えや品質で当店らしさを打ち出していきたい」(吉田氏)としている。
西岡地区周辺は50代以降のアクティブシニア層が多いとされ、同店は家庭で料理を作る人たちを応援できる商品を強化することで売り上げ増を図る考え。