「マックスバリュ恵庭店」改装、増えるファミリー層に対応

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 マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は11日、恵庭市恵央町の「マックスバリュ恵庭店」をリニューアルオープンさせた。2015年の改装以来、客層が変化してきたこともあって商品の品揃えを切り替えるとともに店内設備も一新した。リニューアル効果で売り上げ10%以上の増加を見込む。(写真は、リニューアルオープンした「マックスバリュ恵庭店」)

「マックスバリュ恵庭店」は、1997年4月に当時の北海道ジャスコがオープンさせた店舗で、20年以上にわたって地域の買い物需要を支えてきた。15年に改装しているが、その後、「周辺に20~30代のファミリー層が増えて、これまでの年配層中心の品揃えではニーズを捉えきれなくなってきた」(生田靖雄店長)こともあって店舗レイアウトの変更や商品のMD(マーチャンダイジング=販売政策)を変更した。

 SKU(在庫保管単位)は、1万アイテム程度で変更はないが、ファミリー層が求める商品を多く品揃えした。また、店舗設備ではパンや惣菜の什器を一新、視認性を高めたほか冷蔵・冷凍ケースの入れ替えも行った。商品を照らすスポットライトのLED化も進めた。レジは通常レジ7台。
(写真は、求めやすい価格を打ち出している青果コーナー)
(写真は、惣菜コーナー)

 同店周辺には、「ビッグハウス恵庭店」や「ラルズマート恵み野店」、「ダイイチ恵み野店」、「フードD365恵庭店」、「スーパーセンタートライアル恵庭島松店」、「業務スーパー恵庭店」などがあり、食品スーパーの激戦区。「マックスバリュ恵庭店」は、改装とともに従来の生鮮を中心とした価格政策によって競争力を高める。

 店舗面積は、約762坪(2516㎡)で「ツルハドラッグ」が同じ建物内に入っている。営業時間は午前8時から午後10時。「イエローグローブ恵庭店」、「Seria恵庭店」などが集積している。

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