北海道のイオングループ(イオン北海道、マックスバリュ北海道)は、2月4日から順次、釧路圏の「くしろバス」、「阿寒バス」、帯広圏の「十勝バス」の多区間運賃路線で電子マネー「WAON」による決済サービスの実証実験を開始する。(写真は、札幌市白石区のイオン北海道本社)
北海道のイオングループでは、路線バスでの「WAON」決済を進めてバス路線の活性化と公共交通機関での来店を促進するため、2018年5月21日からくしろバス、十勝バスの定額運賃路線でモバイルクリエイト社(本社・大分市)の電子決済システムを用いた実証実験を実施。
利用者からは、「買い物とバスの両方に使えて便利」、「利用路線を増やしてほしい」などの意見が寄せられたことから、今回、交通系ICカード以外では全国初となるバス多区間路線の運賃決済サービスを始めることにした。
くしろバスは100系統イオン線、阿寒バスは21系統鶴野ニュータウン線、39系統高専まりも線でそれぞれ2月4日から、十勝バスは73系統自衛隊稲田線、79系統畜大線で2月15日から導入する。