国分北海道、ブランデー「島梟」売り上げの一部60万円をシマフクロウの会に寄付

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 食品・酒類卸道内大手の国分北海道(本社・札幌市中央区)は、酒類オリジナルブランド「島梟(シマフクロウ)」の第1弾として今年2月から販売を始めた「十勝ブランデー」2品種の売り上げの一部60万円を、シマフクロウ保護活動を推進している「北海道シマフクロウの会」に寄付した。(写真は、寄付金贈呈式。右から国分北海道・黒澤良一社長、北海道シマフクロウの会・横内龍三会長/北洋銀行顧問=国分北海道提供)

 国分北海道が販売する「島梟」ブランドの第1弾となったのは、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所で30年間にわたり樽熟成されたブランデー原酒を利用した「十勝ブランデー1987原酒 ノンチルフィルタード シングルバレル バレルNO.2612」と「十勝ブランダー 北海道熟成30年」の2品種。

 全国の国分グループでは、環境活動に積極的に取り組む行動憲章があり、国分北海道は北海道を世界一きれいな地域にする取り組みとして「ラブアース・クリーンアップin北海道」に参加、全道の社員が毎月ゴミ拾いや北海道の環境を未来に繋げていく環境保護に取り組んでいる。

 こうした運動の一環として、販売当初から「島梟」ブランド2品種について1本の販売につき200円を「北海道シマフクロウの会」に寄付することにしていた。
 26日、同社の黒澤良一社長が同会の横内龍三会長を訪れ、今年の販売分のうち60万円を寄付した。寄付は今回が初めてだが、同社は今後も継続していく考え。

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