ホームセンターを全国展開しているコメリ(本社・新潟市南区)が札幌市内に大型ホームセンター「コメリパワー」を出店する。同社は2014年12月、北海道に本格進出してから札幌市以外に出店してきたが、遂に本丸都市に攻勢をかけることになった。新店舗は北海道の雄、DCMホーマック(同・札幌市厚別区)の店舗と至近の距離。両社の真正面対決が始まる。(画像は、「コメリパワー札幌発寒店」の出店場所)

 コメリが店舗を新設するのは、札幌市西区発寒10条14丁目で、店舗名は「コメリパワー札幌発寒店」。家電量販店ヤマダ電機(本社・群馬県高崎市)が展開している「テックランド発寒店」の隣接地に進出する。面積約1万978坪(3万6230㎡)の敷地に売り場面積約2832坪(9446㎡)の店舗を建設する。商圏範囲は半径2㎞で1日の集客は約6000人を想定する。

 タイムスケジュールは、2019年1月に農地転用の申請と開発行為を行うために都市計画法申請を行い、同年2月に建築基準法の確認申請、同年3月に大規模小売店舗立地法の届け出を行う。建設工事は、同年4月に着手、営業開始は同年11月を予定する。

 コメリは、14年12月に「コメリパワー苫小牧東店」(苫小牧市)を出店したのを皮切りに、道内に本格出店。11月1日にオープンする「コメリパワー名寄店」(名寄市)でコメリパワー7店舗、ホームセンター4店舗、小型のハード&グリーン6店舗の合計17店舗になる。

 ただ、これまでは苫小牧市や砂川市、帯広市、岩見沢市、旭川市、名寄市といった地方都市での展開が中心で、札幌進出の機会をうかがっていた。今回の出店場所は、奇しくも函館本線を挟んで「DCMホーマック発寒追分通店」と背中合わせの形になる。 
 DCMホーマックの持ち株会社DCMホールディングス(本社・東京都品川区)は、ホームセンター業界首位でコメリは2番手。両雄の対決が札幌を舞台に来年から始まる。



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