セコマ(本社・札幌市中央区)は、9月24日(月)から10月14日(日)までセイコーマート全店で「野菜を食べよう」キャンペーンを実施している。北海道との連携協力協定に基づく取り組みで今年は8年目、通算17回目のキャンペーンになる。(写真は、「2分の1日分野菜のサラダボウル」)

 道が策定している健康増進計画「すこやか北海道21」では、生活習慣病の予防や健康づくりの観点から1日350g以上の野菜摂取を推奨している。しかし、2016年の健康づくり道民調査によると、平均摂取量は272gで、80gほど足りない。

 セコマは、11年から年2回、「野菜を食べよう」キャンペーンを北海道と関東の全店舗で実施しており、野菜や海藻、きのこ類を40g以上使用した商品を販売、これら対象商品の期間中での販売数量は累計2000個を達成している。また、15年と18年を比較すると販売数量は1・5倍に拡大している。

 今回のキャンペーンは、北海道1100店、茨城県85店、埼玉県10店の合計1195店(18年8月末現在)で行い、「2分の1日分のサラダボウル」(税込み398円)、「野菜を摂るスープ・豚汁」(同398円)、「野菜100g!五目あんかけ焼きそば」(同398円)など52品目が対象商品。セコマによると、販売データから若年層での健康志向が強まっているが、中高年齢層の関心は薄いという。野菜不足の年代に向けて健康生活をアピール、応援していく。


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