スローライフがコンセプトの「江別蔦屋書店」、10月オープンに向け建設着々

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 江別市牧場町でコト消費型大型複合書店「江別蔦屋書店」の建設が進んでいる。現在は、計画されている3棟のうち1棟の鉄骨が組みあがった段階。これから残り2棟の建設が進み、10月中には堂々オープンを迎える。IMG_3087(写真は、江別蔦屋書店の建設現場)

 建設場所は、牧場町14番の1で、北海道電力の社宅跡地。飛鳥山公園に近い3番通沿い。建設が進んでいる建物は北側エリアに位置し、店舗入口は西南方向を向いている。

「江別蔦屋書店」は、田園都市スローライフをコンセプトに「食」、「知」、「暮らし」の3つを切り口としたコト消費型大型複合書店。BOOK&CAFEを中核に3棟の建物を建設、雑貨店、レストラン、アウトドアショップも出店する。

 店舗を運営するのは、北海道TSUTAYA(本社・札幌市西区)と敷地を所有するパッシブホーム(同・同市北区)が共同出資で設立したアイビーデザイン(同・江別市)。店舗の設置者は、SPT.E.MAKIBA。代表社員は札幌市北区北21条西12丁目北海道大学構内北海道産学協働センター内のパッシブホームの職務執行者、川多弘也氏。

 道から告示された大規模小売店舗立地法の届け出によると、店舗の新設予定日は2018年10月中で、店舗の総面積は約1228坪(4054㎡)、駐車場の収容台数は179台。営業時間は最大で午前7時から午前0時となっている。

 北海道TSUTAYAは、13年12月にライフスタイル提案型の直営「函館蔦屋書店」を函館市石川町にオープン、16年9月には札幌市清田区に同様のコンセプト店「TSUTAYA美しが丘店」をフランチャイズ出店している。今回の「江別蔦屋書店」は、新業態3店舗目。11月オープンに向け建設の槌音とともにオープンを待つ人たちの期待感は高まっていきそうだ。
※2018年5月1日記事一部修正しました。

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