セコマ(本社・札幌市中央区)と紋別市は23日、「災害時における応急生活物資の供給に関する協定」と「まちづくり連携に関する協定」を締結した。紋別市役所2階市長応接室で協定書の締結式を行った。★DSC04506(写真は、2つの協定の締結式後に握手する宮川良一・紋別市長=左と丸谷智保・セコマ社長。セコマ提供)

「災害時における応急生活物資の供給に関する協定」は、災害が発生、または発生するおそれがある場合に食料品、飲料品、日用品などの応急生活物資の供給やセイコーマート店舗の来店者に防災・災害情報を提供、市民生活の早期安定を図ることを目的にしている。

「まちづくり連携に関する協定」は、産官相互の協力を基盤に、それぞれが有する機能を発揮して共にまちづくりに取り組むことが狙い。具体的には、持続可能な社会を実現するために牛乳パック・たまごパックなどの店頭回収、リサイクル、新聞、雑誌、ダンボール等の店頭回収、リサイクルなどのほか、地産地消の取り組みとして地元食材を活用した商品開発、地場産品の取り扱いなどを計画している。また、ポイント交換商品として授産施設の製品を検討したり、職場体験、社会見学などによって次世代の子どもたちの成長を応援することなどが含まれている。

 セコマは、紋別市内でセイコーマート8店舗を展開。そのうち市と協力して買い物過疎を防ぐため昨年8月に「上渚滑店」(上渚滑町4丁目138番の1)を出店した。


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