日本アクセス北海道が「北海道アクセス会フォーラム」開催

流通

 食品卸の日本アクセス北海道(本社・札幌市東区)は11月30日、札幌市豊平区のプレミアホテルTSUBAKI札幌で2017年度の北海道アクセス会フォーラム(旧名称・北海道アクセス会勉強会)を開催した。メーカーなど取引先約250人が参加した。IMG_9550(写真は、事業報告をする日本アクセス北海道・布施和博社長)

 フォーラムは、北海道アクセス会会長のサンマルコ食品藤井幸一社長の挨拶に続いて、日本アクセス北海道の布施和博社長が17年度の上期事業報告を行った。布施社長は、昨年からスタートした関東と石狩を24時間で結ぶ幹線物流について、道産品を関東に送る上り便の取引がメーカー30社、70アイテムで17年度に13億円の売上高を見込んでいることを報告。

 また、関東から道内への利用は8社、80アイテムの取り扱いで17年度2億円の売上高を見込んでいるとした。布施社長は、「関東への上り便はまだまだ伸びる。関東からの下り便も増やせると思う」と述べた。

 道産品販売拡大について、幹線物流による定番商品の取り扱い拡大と同時に、親会社の日本アクセス(本社・東京都品川区)と協力して北海道フェアや催事、空港売店での販売を進めており、上期の納入先は全国300社を超え、年間30億円が視野に入っているとした。

 来年の北海道命名150年事業のパートナーとして参画、道産品の販路拡大、価値向上に積極的に取り組むことを示した。現在進めている具体的取り組みとして、全国で開催されるアクセスの展示会で北海道物産ブースを設け、記念事業ロゴ付のコラボ商品を展開。協賛メーカーは約50社、100アイテムで今後もアイテムを増やし、メーカーとタイアップして全国に北海道を発信していくことを強調した。

 講演会は、プロゴルファーで作家、漫画原作者、坂田ジュニアゴルフ塾主宰の坂田信弘氏が『ゴルフが教えてくれたもの』をテーマに登壇。
IMG_9559(写真は、講演する坂田信弘氏)

「楽観主義が大切で、過去と結果を捨て、今と未来に生きることが能力を伸ばす鍵。過去を反省する人は一流にはなれない」、「石川遼は今でも父親のレッスンを受けている。大事なことは信じる人を見つけること。信じる人の教えを素直に守り、頑固に続けること」、「失敗の反省をしても能力は伸びない。成功の原因を探れば能力は伸びていく」など自身の半生や坂田ジュニアゴルフ塾の塾生たちから教えられたことを披露していた。

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