神戸物産(本社・加古郡稲美町)の食品スーパー「業務スーパー」をフランチャイズ(FC)展開しているG―7スーパーマート(同・神戸市須磨区)は、12月上旬に「厚別西店」(札幌市厚別区)をオープンさせる。G―7スーパーマートの道内店舗は、今年4月に開店した「清田店」(清田区)以来で8店舗目になる。20171122_130442 (2)(写真は、業務スーパー厚別西店になる旧TSUTAYA厚別西4条店)

「厚別西店」(厚別西4条3丁目)は、10月末に閉店した「TSUTAYA厚別西4条店」跡に居抜き出店するもので、現在、改装工事が進められている。
 東京証券取引所1部上場のG―7ホールディングス(本社・神戸市須磨区)の事業子会社、G―7スーパーマートが道内で「業務スーパー」のFC出店を開始したのは、2013年12月から。1号店はツルハ店舗跡の「月寒東店」(豊平区)で、以降、今年4月のドラッグセイムス店跡の「清田店」まで、札幌市や千歳市、恵庭市に合計7店舗をオープンさせている。

「業務スーパー」は、神戸物産が海外で生産したPB(プライベートブランド)商品などを中心に低価格を販売するほか、魚類を除く生鮮食品も品揃えしており、ディスカウント(DS)業態の位置づけ。一般消費者のほか病院や老健施設の食堂向けにも強い。

「厚別西店」の近くには、同じDS業態の「スーパーセンタートライアル厚別店」、「西友厚別店」がある。節約志向が強い消費環境の中、厚別通沿いにDS3店舗が並ぶことになる。

 なお、「業務スーパー」の道内FC店は、ホームセンターのDCMサンワ(本社・青森市)がホームセンター内併設タイプとして「新道店」(札幌市東区)、「砂川店」(砂川市)、「登別店」(登別市)、「本通店」(函館市)、「上磯店」(北斗市)の5店舗を展開しているほか、ケヒコ(本社・横浜市神奈川区)が「すすきの狸小路店」(札幌市中央区)、「苫小牧店」(苫小牧市)の2店舗を展開している。


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