食品スーパー、ダイイチ(本社・帯広市)は2日、2017年10月度の売上高前年比を公表した。それによると全店売上高は前年同月比97・9%、既存店売上高は同97・2%になった。(写真は、札幌市西区のダイイチ発寒中央駅前店)
同社は、10月から新決算年度が始まっているが、スタート月の売上高は前年同月を下回った。その理由は、旭川市内の「東光店」を10月1日から建て替えで休業しているため。ただ、同じ旭川市内の「ホクレンショップ豊岡店」跡に10月6日から居抜きで新店「ダイイチ豊岡店」をオープンさせたため、全店ベースでの売上高は既存店よりも落ち込みが小さかった。
全店、既存店の売上高が前年を割り込んだのは、閏年の反動が出て98・8%になった今年2月以来8ヵ月ぶり。
部門別の売上高前年比は次の通り。
■青果 92・7%
■水産 95・1%
■畜産 102・4%
■惣菜 98・0%
■デイリー 98・6%
■一般食品 100・4%
■日用雑貨 98・2%
■その他 85・4%
客数は全店ベースで同97・9%、客単価は同じく全店ベースで同100・0%に落ち着いた。