道内の秋の味覚を集めた「ホクレン大収穫祭」が17日から、札幌市中央区の札幌三越本館10階催事場で始まっている。馬鈴しょ、玉ねぎ、ゆり根のほかやリンゴ、なし、ぶどう、牛肉、豚肉、ハム、ソーセージなど加工食品、道漁連によるイクラしょうゆ漬け、魚の一夜干しなど農畜産・魚貝類約1000種類が並んでいる。(写真は、北海道産黒毛和牛モモステーキ用モモ、100g税込901円)
ホクレン大収穫祭は、札幌冬季オリンピックが開催された1972年に始まり、今年で46回目。今となっては、決して広いとは言えない会場だが、札幌市民は、「ホクレン大収穫祭」で秋の深まりを実感する、文字通り市民挙げての恒例催事になっている。
ここでしか味わえない特別企画も盛りだくさん。大収穫祭で毎年人気の商品を詰め合わせる「ホクレン大収穫祭特別弁当」(税込999円)、もりもと×ホクレンのコラボ商品「北海道のどら焼き」(税込501円)、ホクレンの食と農の体験ファーム「くるるの杜」(北広島市)の試食販売コーナー「キッチンどきどき」が会場に登場、実演調理して日替わりで試食提供する。
このほか、地域特産品も登場。JA南るもいの増毛産りんごを低温乾燥させた「干しりんご」(35g、税込251円)、北見市のグリーズ北見の「たまコロ」(1個税込108円から)なども販売されている。
今回はスペシャルイベントとして同じフロアの「マイ・カフェ」で、全道各地の生産者が参加するイベント「食と農のふれあい広場」を実施。プロの講師を招いた料理講座など生産者が参加するイベントを通じて「食と農」のふれあいを深めてもらう。23日(月)まで、午前10時~午後7時(最終日は午後6時閉場)。