国分北海道(本社・札幌市中央区)は5日、札幌市内の京王プラザホテル札幌2階エミネンスホールで「2017年酒類展示商談会」を開催した。冬の需要期に向けて酒類メーカー133社が出展したほか、国分北海道の酒類販促提案も行った。また、料理研究家の星澤幸子さんも来場、蔵元などの話を熱心に聞き入っていた。IMG_7581(写真は、展示商談会で国分北海道が「こだわる」をテーマに行った提案ブース)
IMG_7590 (2)(写真は、「北海道150年」のボトルネックラベルの付いた純米酒を持つ星澤幸子さん=右と国分北海道の黒澤良一社長)

 この酒類展示商談会は12月商戦を見込んで同社が毎年この時期に実施している。日本酒や焼酎、ワインなど133社がブースを設けて商品を展示。食品スーパーやドラッグストアなど小売店のバイヤー、レストラン、ホテルの料飲担当者など約600人が来場した。

 会場では国分北海道が「こだわる」をテーマに酒類販促を提案。「ラベルにこだわる」のコーナーでは、動物ラベルなど「かわいい」ラベルが売り上げを伸ばしていることからラベルにこだわった酒類を品揃えして提案したほか、「フルーツにこだわる」のコーナーでは、レモンサワーブームに対応してフレッシュフルーツを使用した果実サワーの提案を行った。さらに「ロゼにこだわる」では、様々なシーンを考えたロゼの商品ラインナップを行った。

 2018年は北海道命名150年の節目になるが、国分北海道のルーツは「北海道」の名付け親、松浦武四郎と同じ伊勢という縁で道が進めている150年事業のパートナー企業を務めている。
 この日の会場では男山や国士無双、国稀、千歳鶴など北海道の蔵元が作った道産米100%の純米酒に『北海道150年』のロゴマークの入ったボトルネックラベルを付けた商品も展示された。


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