6月25日に閉店した札幌すすきの交差点角の「ロッテリア札幌すすきの店」跡に「セブン―イレブン」が入ることになった。店舗名は「すすきの交番前店」でオープンは8月31日。(写真は、33年の歴史を閉じたロッテリア札幌すすきの店)
「ロッテリア札幌すすきの店」は、すすきの交差点南東側の南4西3にある第2グリーンビル1階で33年前から営業を続けてきた。店舗設備の老朽化などで6月25日に閉店、後継テナントが注目されていた。
後継テナントは、コンビニエンスストアの「セブン―イレブン」に決まった。同じ並びにはサンクスから転換した「ファミリーマート札幌南4条西3丁目店」があり、セブンとファミマが直接対決することになる。なお、「セブン―イレブン」は、同じ街区の南4西3N―PLACEビル1階に「札幌南4条西3丁目店」、南4西1のダイワロイネットホテル札幌すすきのの1階には「札幌南4条西1店」(店舗名に丁目はついていない)を展開している。
すすきの交差点の南4西3には、かつて牛丼の「吉野家」と「松屋」が隣り合わせで集客を競っていた。「吉野家」は2015年12月31日に閉店、その跡には松屋を展開する松屋フーズ(本社・東京都武蔵野市)がとんかつ専門店「松のや」を出店している。「セブン」と「ファミマ」は相乗効果となるか、相殺効果となるか。ところで、「ロッテリア」には喫煙席があったため、喫煙者には使い勝手がよかったが、セブン店舗になれば喫煙スペースは期待できない。気軽にタバコが吸える場所がすすきの交差点界隈になくなりそうだ。