セコマ（本社・札幌市中央区）は、道民の野菜不足解消を目指してセイコーマート店舗でキャンペーンを展開中だ。対象商品の応募券を一定ポイント集めて応募すると、抽選でシャープの電気無水鍋などが当たる特典がある。キャンペーンは７月16日まで実施している。
（写真は、新発売された『３分の１日分野菜のラーメンサラダ』税込３９８円）
この取り組みは、「目標！１日３５０ｇの野菜を食べようキャンペーン」と名付けられた北海道との協働企画。道が策定している健康増進計画「すこやか北海道21」では、生活習慣病の予防や健康づくりのために１日３５０ｇ以上の野菜摂取を推奨している。
道が６年前に実施した「健康づくり道民調査」では、道民１人あたりの野菜摂取量は１日平均２８８ｇで目標と開きがある。
そこで、セコマと道は２００８年に締結した「連携と協力に関する協定」に基づき、11年からセコマの商品を対象にした「野菜を食べようキャンペーン」を実施している。
７年目を迎える今年は、対象商品を過去最大の約70アイテムに増やすとともに、対象商品についているポイント応募券を集めて応募すると抽選で合計１００人に景品が当たるお楽しみ企画を盛り込んだ。
５ポイントで応募するとＪＣＢギフトカード５０００円分が抽選で70人に、９ポイントの応募で林家たい平の独演会ペアチケットが抽選で20組に、18ポイントの応募でシャープの電気無水鍋ヘルシオ ホットクック１・６ℓが抽選で10人に当たる。
セコマによると、同社がこのキャンペーンを始めてからセイコーマート店舗での野菜販売量は年々増加、16年は約１２０万個で14年に比べて倍増した。道民の野菜不足解消に一役買っている。
