北雄ラッキーは、先月23日の西野1号店(札幌市西区)に続き、5月にも清田店(同清田区)のリニューアルを行う。また、秋口には衣料単独店を札幌以外で建設されるSC(ショッピングセンター)に出店する予定。(写真は、川端敏社長)
先月23日にリニューアルオープンした西野1号店は1974年に開店したリースバック物件。営業を始めてから40年近くが経ち商圏の客層は年齢層が高くなってきた。このため徒歩や自転車での買い物客に対応できるように、足元の商圏に合致したコンビニ的要素を重視したリニューアルを行った。
売場面積は、約835㎡で、新たに女性向け健康体操教室「カーブス」が入ったほか、90㎡程度の実用衣料売場も設置し「地域の利便性をより高める工夫をした」(北雄ラッキー)
同社では、これに続いて5月の連休明けにも清田店のリニューアルを行う。リニューアルの内容は開示していないが、1週間程度の休業をしてイメージを一新した売場に仕上げるという。
清田店では隣接する自動車関連会社と共同で建て替える構想もあったが、同社は単独でのリニューアルをすることにした。
今期の新規出店では、秋口の衣料店が計画されている。札幌市以外で建設が進められている食品やドラッグなどが集積したネバーフッドショッピングセンターに出店する予定で、店舗面積は600㎡から900㎡になるという。
また、札幌市内外で居抜きの物件が出てくれば食品の新規出店も検討していく考え。
同社は基幹店である、山の手店(札幌市西区)の建て替えを計画していたが、休業期間が長期に及ぶことから当面見送る方針を固めている。