ダイイチの3月中間決算は、売上高196億8600万円、営業利益7億9300万円で前年中間期比2・3%の増収、0・9%の営業増益になった。売上高営業利益率は、4%と前年中間期とほぼ同じだった。IMG_9594(写真は吸収合併した子会社オーケーの店舗)

 同社は昨年まで子会社オーケーとの連結業績を集計していたが、昨年10月に吸収合併し2017年9月期からは非連結で集計している。営業面では、昨年11月に札幌市西区の八軒店をリニューアルしたほか、資本業務提携しているイトーヨーカ堂との共同販促、商品の統一を進め店舗競争力の強化と商品力向上に努めた。
 
 地域別売上高は、帯広ブロックが前年中間期比2・3%増の86億5000万円、旭川ブロックが同3・4%増の58億7500万円、札幌ブロックが同1・0%増の51億5000万円。帯広、旭川に比べて札幌ブロックの伸び率が低下している。
 有利子負債は、15億2200万円、前年中間期より1億4300万円減少した。パートナー社員は8時間換算の月平均で1062人、前年中間期より31人減少、社員は289人で同14人増えた。パート比率は78・6%で前年中間期より1・3ポイント低下している。
 
 通期は売上高385億8500万円(前期比0・7%増)、営業利益13億6400万円(同2・5%増)、経常利益13億5100万円(同1・3%増)、純利益18億3500万円(同113・4%増)を予想している。純利益の拡大は子会社合併による抱合せ株式消滅差益を特別利益として9億5700万円計上するため。


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