食品スーパー「業務スーパー」をフランチャイズ(FC)展開しているG―7スーパーマート(本社・神戸市須磨区)は13日、札幌市清田区に「清田店」(清田2条3丁目)をオープンさせた。ドラッグストア「セイムス」店舗跡への居抜き出店で、立地場所は「ダイイチ」清田店と向かい合わせになる。(写真は、業務スーパー清田店)
業務スーパー清田店は、羊ヶ丘通沿いにあり、ほかに酒販店「ビックリッキー」清田店、インターネットカフェ・漫画喫茶の「自遊空間」札幌清田店が集積している。売場面積は約200坪で水産物を除く青果、畜産の生鮮食品と業務スーパーFC本部である神戸物産(本社・加古郡稲美町)が製造しているプライベートブランド(PB)の加工食品を中心に販売する。
青果はテナント、畜産はG―7ミートテラバヤシ(本社。横浜市神奈川区)が供給している。生鮮を除くSKU(在庫保管単位)は約1500。レジは通常タイプを3台設置した。営業時間は午前9時から午後10時。
G―7スーパーマートの林利樹常務関東・北海道カンパニー社長は、「集客が見込める居抜き物件だったため出店を決めた。ダイイチ店舗の前だが、当店は通常のスーパーマーケットと品揃えが違うため競合はしないと考えている。年商5億円を目指したい」と話した。
北海道の業務スーパーは、清田店のオープンにより14店舗になった。そのうち同社が展開しているのは7店舗で、ケヒコ(本社・横浜市神奈川区)のFC店が2店舗、DCMサンワ(同・青森市)のFC店が7店舗となっている。