ツルハホールディングス(HD、本社・札幌市東区)とサツドラホールディングス(HD、同・同市北区)の2017年3月度(2月16日~3月15日)営業速報によると、既存店売上高はツルハHDが前年同月比3・1%減、サツドラHDは同1・5%減になった。既存店がマイナスになったのは、ツルハHDが昨年5月度以来、サツドラHDは昨年8月度以来。(写真は、ツルハドラッグ小樽手宮店)
今年の3月度は、昨年より1日少ないことも影響して全店、既存店ともに売上高の伸びを欠いた。
ツルハHDは、3月度中に仙台市や大阪市、松山市など道外に9店舗出店、阿南市の1店舗を閉店し純増8店舗の合計1740店舗になった。新店と既存店を合わせた全店売上高は、前年同月度比13・7%増と堅調。
過去1年間に出店した新店を除いた既存店売上高は同3・1%減になった。
客数は全店が同13・0%増、既存店は4・1%減になった。既存店の客数減は3ヵ月連続。客単価は、全店が同0・6%増、既存店が同1・0%増になった。
サツドラHDの全店売上高は、同4・5%増。昨年より1日少ないこともあって2ヵ月続いた10%を超える伸びは鈍った。既存店売上高も同1・5%減で昨年8月の0・3%減以来、7ヵ月ぶりの前年割れだった。
3月度中の新規出店や閉店はなかったため、総店舗数は190店舗(ドラッグストア180店舗、調剤薬局10店舗)。