北海道のイオングループ(マックスバリュ北海道、イオン北海道)2社は、社会福祉法人博愛会(法人本部・河西郡更別村)が運営する帯広市東9条南13丁目の「コムニの里おびひろ」にイオングループ各社が加盟して運営されているイオン社会福祉基金から福祉車両1台を寄贈した。(写真は、福祉車両の贈呈式。左から帯広市保健福祉部長・堀田真樹子氏、博愛会常務理事・村上道隆氏、マックスバリュ北海道社長・出戸信成氏、コムニの里おびひろ総合施設長・三杉由美氏、イオン北海道取締役兼常務執行役員管理本部長・竹垣吉彦氏、イオン北海道労働組合中央執行委員長・小林進氏、マックスバリュ北海道労働組合中央執行委員長・田中雅子氏)
(写真は、寄贈された福祉車両。車椅子用のリフトが完備されている。※写真提供=マックスバリュ北海道、イオン北海道)
「コムニの里おびひろ」は、2011年3月に開設された地域密着型介護老人福祉施設と小規模多機能型居宅介護事業所、多目的空間である地域交流スペースを併設した複合施設。
寄贈した福祉車両は、車椅子用のリフトが完備され、車椅子に乗ったまま乗降できるため体の不自由な人の負担が軽減される。イオン社会福祉同基金は、1977年に設立されイオングループ90社、約6万6000人が加盟。労使双方が従業員1人あたり毎月50円ずつを積み立てて運営されている。
2006年から全国の福祉施設等に福祉車両を毎年寄贈しており、今回で累計75台目。道内では、07年岩見沢市、08年名寄市、15年旭川市と苫小牧市の各福祉施設に寄贈しており今回は5台目になる。
2月28日午後、帯広市東4条南16丁目の「マックスバリュイーストモール店」で帯広市保健福祉部長・堀田真樹子氏や博愛会常務理事・村上道隆氏らが出席して贈呈式が行われた。