セコマ(本社・札幌市中央区)は、19日から札幌や帯広で開催される第8回冬季アジア札幌大会の事業費やスポーツ振興のため市に1000万円を寄付した。15日午前、市役所内で秋元克広市長からセコマの丸谷智保社長に感謝状が贈呈された。(写真は、セコマの寄付金への感謝状贈呈式で握手するセコマ丸谷智保社長=左と秋元克広市長)
セコマは昨年、1号店の開店から45周年だったことを記念して周年キャンペーンを実施。イギリスから輸入したテディベア約10万体もこれに合わせて販売した。
同社は、2011年に市とまちづくりパートナー協定を締結、また10年度からは毎年、市の「さぽーとほっと基金」に100万円を寄付していることから、今回一連の周年キャンペーンの収益金の一部1000万円を寄付、19日から始まる冬季アジア札幌大会の事業費に役立ててもらうことにした。
感謝状贈呈式で、秋元市長は「寄付金を有効に使わせていただき、大会を成功させて札幌、北海道のウインターリゾートを売り込みたい」と話した。丸谷社長は、「ぜひ大会を盛り上げていただきたい」と応じた。
冬季アジア札幌大会の寄付金は、現在約1億2000万円が集まっている。そのうち札幌商工会議所が5000万円を寄付、セコマの1000万円はそれに続く大口の寄付。寄付金は現在も受付中としている。
なお、1月31日現在の個人以外の寄付団体は、https://sapporo2017.org/uploaded/attachment/5261.pdf