イタリアを代表するカジュアルブランドのベネトン「札幌IKEUCHI店」(札幌市中央区南1西2)が14日で閉店する。ベネトンの店舗は、アウトレットも含めると道内5店舗あるが、札幌旗艦店の閉店でベネトンの全国的な縮小モードが強まりそうだ。IMG_1879 (2)(写真は、ベネトン札幌IKEUCHI店)

「札幌IKEUCHI店」は、IKEUCHI・GATEの1階。以前は、三菱地所の北海道ビル(北2西4)の1階に「ベネトンメガストア」を展開していたが、札幌駅前通地下歩行空間の開通によって地上の通行人が減少、移転を余儀なくされた。選んだのが大通ゾーン。地下1階、地上7階のIKEUCHI・GATE1階部分で、衣料と小物のセレクトショップ「シップス」が店舗面積を半減したのを機会にそのスペースに入っていた。
 
 同店の閉店によって、ベネトンの北海道内の店舗は、JR札幌駅地下商業施設アピア内の「ベネトンキューブ札幌店」のほか小樽、千歳など4ヵ所になる。札幌ではコンバクトな新業態であるキューブのみの展開となる。
 ベネトンは、今年2月に入ってから5日の「ベネトンイオンモール伊丹昆陽店」(兵庫県伊丹市)、12日には「ベネトンリバーウォーク北九州」(北九州市小倉北区)を閉店しており、全国的に縮小モードにある。



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