イオン北海道12月商戦は既存店前年割れ

流通

 イオン北海道(本社・札幌市白石区)の12月歳末商戦は、既存店売上高が前年同月比98・7%で前年を割り込んだ。全店売上高は食品部門が牽引して同100・4%で前年を超えたものの衣料、住居余暇部門が前年より大きく落とした。IMG_0233(12月商戦は食品部門が牽引した=写真は、11月にリニューアルしたイオン新さっぽろ店)

 同社は、直近では9月にイオン名寄店、11月にイオン新さっぽろ店の既存店活性化を行った。活性化投資を行った新さっぽろ店では前年比130%を超える伸びを見せたが、それ以外の店舗の伸びは鈍かった。

 部門別の売上高前年比は次の通り。
■衣料部門(レディス、服飾、キッズ、インナー、メンズ)
既存店 94・0%
全店 94・7%
■食品部門(グロサリー、デイリー、農産、水産、畜産、デリカ、催事)
既存店 101・8%
全店 103・5%
■住居余暇(家電、文具、サイクル、携帯電話、ホームファッション、ヘルス&ビューティケア)
既存店 93・8%
全店 95・7%

 衣料部門と住居余暇部門は、既存店、全店ともに2ヵ月連続で前年割れだった。同社売上高の約6割を占める食品部門は既存店、全店ともに前年を超えたのは6ヵ月連続。

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