ダイイチが札幌「八軒店」をリニューアル 650坪標準フォーマットに

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 食品スーパー、ダイイチ(本社・帯広市)は、札幌市西区の「八軒店」(八軒10条東5丁目)を25日午前リニューアルオープンする。2012年8月に店舗半分をリニューアルしており、今回は残っていた半分のリニューアルを実施する。同店の年間売上高は約26億円。リニューアルによってさらに引き上げていく。ダイイチ八軒店リニューアル 001(写真は、2012年8月にリニューアルした当時のダイイチ八軒店)

 ダイイチは、2004年7月に「八軒店」を出店して札幌圏に進出した。オープンしたころ、イオンの岡田元也社長が同店を訪れ、長い時間をかけて視察。品揃えや売場づくりに高い関心を示したという。

 同店は、店舗面積が約520坪だったため、ダイイチの標準店舗サイズである650坪に増床するため、12年8月に事務所や従業員食堂などを取り壊して売場にするリニューアルを実施している。
 その時は店舗左半分のリニューアルだったが、今回は青果売場など右半分をリニューアルして標準フォーマット(仕様)店舗にする。ひと月ほど前から営業時間終了後の夜間に改装工事を行っており23日は午後7時で閉店、翌24日を休業して最終改装日とし25日にリニューアルオープンする。

 同社は札幌圏に進出してから12年になるが、16年9月期決算で札幌圏の売上げが100億円(5店舗)を突破した。八軒店は年商26億円で白石神社前店(札幌市白石区本道13丁目北)は同24億円、発寒中央駅前店(同市西区発寒10条3丁目)も同20億円、17年9月期には新たに清田店(同市清田区清田2条3丁目)も同20億円になる見通し。恵庭店(恵庭市恵み野)も順調に売上げを伸ばしている。17年9月期には札幌圏で新規出店も計画している。

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