2017年6月のショッピングセンター(SC)開業40周年に向けて今年5月から全館改装中の新さっぽろ商業施設「サンピアザ・デュオ・カテプリ」は12月中旬にも「リボーン」と称してリニューアルオープンする。総額50億円を投じた全館改装で札幌副都心の顔が一新する。IMG_9812(写真は、サンピアザ専門店街で進んでいるテナント入れ替え。セントラルソメヤの入っていたスペースには10月1日にオープンしたかまぼこやてんぷらの「かま栄」。かま栄はSC内に初出店)

 商業施設を所有しているのは、札幌市の第3セクター、札幌副都心開発公社(本社・札幌市厚別区)。サンピアザSCとデュオショッピングモールで構成され、サンピアザSCは専門店街と核テナントの百貨店・カテプリ(地下2階~地上3階)、GMS(総合スーパー)・イオン新さっぽろ店(地下1階~地上2階)で構成されている。
 
 カテプリとイオン新さっぽろ店は、昨年9月のダイエー道内9店舗承継に伴いイオン北海道(本社・札幌市白石区)の運営になったが、百貨店事業のカテプリはイオンモール(同・千葉市美浜区)が引き継ぎ、今年5月から全館休業して大規模なリニューアルを実施中。イオン新さっぽろ店は、2年前に地下食品フロアなどをリニューアルしているが、今回SC全体の改装に合わせて活性化を行い、11月下旬にオープンする。
 
 また、サンピアザ専門店とデュオ1、デュオ2は約200の飲食、ファッション等のテナントが入っていたが、ファストファッションのGUやSC開業以来営業していた文具のセントラルソメヤなど、約3分の1が入れ替わる。また、デュオ2の4階には新たにメディカルモールも誕生する。
 
 サンピアザ専門店街とデュオショッピングモールは今年7月から営業を続けながらテナント入れ替え工事を継続、年内におよそ6割の入れ替え工事が完了する。来年3月までテナント入れ替え工事が続くが、12月にはカテプリ改装が終わるため、歳末商戦に向けて『リボーン』を前面に打ち出した営業展開をする。
 札幌副都心開発公社は約20数億円、イオンモールも20億円強をリニューアル投資に充てており、総額50億円になる。
 
 札幌副都心開発公社の高橋稔社長は、「サンピアザ商店街とカテプリ、イオン新さっぽろ店はフロアコンセプトも合わせて三位一体になって改装を進めており、リニューアルによっていっそう魅力が高まる」と話しており、新さっぽろ商業施設全体の売上高を現在の240億円から300億円に引き上げたい考え。
「隣接する市営下野幌団地跡の再開発も2年後には始まり、2020年には新さっぽろ地区は大きく変貌する。今回はそのファーストステージになる」(高橋社長)としている。



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