食品スーパーの「産直生鮮市場」が、北広島市大曲で出店準備を進めていた「大曲店」(末広1丁目2番地)が10日にオープンする。8月末に閉店した「ジョイセリオおおまがり店」跡への居抜き出店でサッポロドラッグストアーとのコンビネーション出店になる。(写真は、10日にオープンする産直生鮮市場大曲店)
「産直生鮮市場」は、産直(本社・札幌市厚別区)が展開する低価格の食品スーパー。青果や精肉、水産はテナントが運営し、産直は販促やMD(販売政策)を担当している。産直は、10月31日に「月寒店」(豊平区月寒中央通2丁目)を建物契約期間の満了に伴い完全閉店した。
同社は、月寒店の利用客を考えて同店周辺で出店を計画したが、物件が見当たらずに断念。今回、北広島市大曲の空き物件に出店することになった。産直生鮮市場の店舗数は6店舗で変わらない。
出店場所は、今年8月23日までマックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)が展開していた「ジョイセリオおおまがり店」跡で、クリニックやメディカル、調剤薬局などが集まるセリオおおまがり内。ここではドラッグストアのアインズも営業していたが、昨年7月31日に閉店している。
産直は、サッポロドラッグストアーとのコンビネーションで出店する。「生鮮市場」と「サツドラ」の一体型、または近接型の店舗には、「西町店」(西区西町1条3丁目)、「手稲前田店」(手稲区前田2条3丁目)などがある。