イオン北海道(本社・札幌市白石区)が組織する子どもたちの環境学習クラブ(イオンチアーズクラブ)のメンバー14人が、三笠市にあるイオン直営農場でとうもろこしの収穫体験を行った。台風一過の青空の下、子どもたちの背丈以上に伸びたとうもろこし畑に入り、1本1本もぎ取った。(写真は、収穫前の説明を聞くチアーズクラブメンバー)
イオンチアーズクラブは、イオン店舗の近くに住む小学1年生から中学3年生までが参加する環境学習のエコクラブ。イオン北海道は道内40店舗でクラブを組織しており登録参加者は約560人。
この日、収穫体験に参加したのは札幌栄町と東札幌のクラブで、小学2年生から6年生までの14人。札幌ドーム6個分にあたる約31ha)農地を持つイオンの北海道三笠農場(イオンアグリ創造が運営)のうち、約1000㎡の広さがあるとうもろこし畑で行われた。
子どもたちは、畑の周囲に巡らせた電柵がエゾシカやアライグマが入るのを防ぐ目的があることや、一つの茎に育ったとうもろこしの実のうち上の実を獲ることなどを教わってから、背丈以上に伸びた茎の間の畝(うね)の奥に入り込んでもぎ取った。
(写真は、背丈以上に伸びたとうもろこし畑で収穫する子どもたち)
収穫したとうもろこしは、白い粒のロイシーコーンと呼ばれる種類。獲った時が一番甘く、子どもたちもその場でひと粒ずつ口に含み甘さに驚いた様子だった。
(写真は、もぎ取ったとうもろこしを専用ケースに詰める作業)
この農場で作ったとうもろこしは、道内のイオン各店舗で販売されている。子どもたちが収穫した約100本も、19日からイオン北海道で始まる道産デーで「白いとうもろこし」として1本税込み130円台で販売される。