食品スーパー、ダイイチ(本社・帯広市)の7月度売上高前年比が3日、公表された。それによると既存店売上高は前年7月度比で104・1%となり今年1月度の105・0%に次ぐ高い伸びになった。DSC_4810(写真は、リニューアルしたダイイチ白石神社前店)

 同社は、昨年4月以降に新規店舗を出店していないため5月度の集計から全店が既存店扱いになっている。7月度は、札幌市の「白石神社前店」(白石区)をリニューアルのため1日休業したほか、旭川市の「二条通店」の増床のため7日間休業した。
 こうした休業日があったが、全店・既存店ベースは104・1%と前年を上回った。堅調な消費に支えられ同社の販促活動も奏功した。
 
 部門別売上高前年比は次の通り。
■青果 105・5%
■水産 102・9%
■畜産 106・3%
■惣菜 101・7%
■デイリー 105・4%
■一般食品 103・3%
■日用雑貨 105・8%
■その他 101・2%
 部門別の伸び率をみると、惣菜が意外に低い伸びでドラッグストアなどと競合する日用雑貨が高い伸びを示している。
 なお、客数は100・8%で前年をクリアー、客単価は103・4%だった。


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