作業服・作業関連用品の専門店チェーンを全国展開するジャスダック上場のワークマン(本社・群馬県伊勢崎市)は、2017年3月期に道内で新規3店舗を出店する。いずれも業務委託契約の店舗で道内はトータル7店舗になる。(写真は、7月オープンに向けて建設が進むワークマン札幌西野店)
ワークマンは、全国でフランチャイズ店舗653店、直営・業務委託82店の合計735店(16年3月期)を展開している。16年3月期のチェーン全体の売上高は714億6500万円。
北海道には14年に進出。11月の「札幌手稲店」(手稲区稲穂3条3丁目)を皮切りに同年12月「札幌北36条東店」(東区北36条東20丁目)、15年7月「札幌北野東北通店」(清田区北野7条2丁目)、同年9月「札幌菊水元町店」(白石区菊水元町3条2丁目)を出店してきた。
ワークマンは、25年に全国1000店達成を目指しており1店舗年商2億円の売場面積120坪を店舗フォーマットにして新規出展を加速する。
16年9月中間期までに道内では3店舗を出店する計画で、7月に「札幌西野店」(西区西野4条9丁目)、9月に「札幌新川店」(北区新川4条17丁目)と「苫小牧明野バイパス店」(明野新町5丁目)をそれぞれオープンさせる。そのうち、「札幌西野店」は、交通量の多い北1条宮の沢通の西行き車線沿いに建設中。施工は鹿島道路(本社・東京都文京区)。
道内の作業服・作業関連用品の専門店チェーンは、札幌本社のハミューレ(札幌市東区)とジーベック(本社・広島県福山市)などが展開している。道内の店舗数は、ハミューレのプロノが26店舗、ジーベックが12店舗。ワークマンの出店攻勢で競争は激しくなりそうだ。