東証1部上場の道内ドラッグストア2社の2016年4月度(3月16日~4月15日)の月次営業速報が2日まとまった。それによると、ツルハホールディングスの全店売上高は、前年同月比9・3%増、サッポロドラッグストアーは19・1%増と両社とも好調を堅持した。(写真は、サッポロドラッグストアー狸小路4丁目店)
ツルハホールディングス(HD)の既存店売上高は、前年同月比2・7%増。客数は、全店ベースが同6・4%増、既存店ベースは同0・9%増になった。ツルハHDは4月度にグループー全体で11店舗を出店したが、その割には全店客数が伸びなかった。
客単価は、全店ベースが同2・7%増、既存店ベースは同1・9%増だった。
店舗数は、前述したように11店舗増(道内は4月14日のツルハドラッグ七飯鳴川店の1店舗)で総店舗数は1660店舗になった。
サッポロドラッグストアーの全店売上高は、同19・1%増と3月度の28・6%増よりも鈍化したものの全店ベースで2ケタ増を続けたのは12ヵ月連続。既存店売上高は、同7・0%増でこちらも高い伸びを維持している。4月度の新規出店や閉店はなく総店舗数は176店舗(うち調剤は10店舗)。