根室市を中心にガソリンスタンドを10数ヵ所展開しているヒシサンは、札幌市西区二十四軒で運営してきたホームセンター「トントン館」を3月13日(日)に閉店する。1985年のオープンから31年、施設の老朽化が進み競争環境も激化しているため閉店を決めた。(写真は、3月13日に閉店するトントン館)
トントン館は、地域密着型のホームセンターとして根強いファンが多く、閉店が決まって以降は惜しむ声が多く出ている。「掘り出し物が多い店だった」、「取り寄せでも対応してくれ大手のホームセンターとは違う親しみやすさがあった」などの声がある。
敷地面積は約4300㎡で店舗面積は約2600㎡。土地建物は、ヒシサンのグループ会社で水産加工品の販売などを行っている小林商店(本社・根室市)の所有。
トントン館の閉店後、建物は解体される予定だが、跡地利用については未定だという。ただ、トントン館に隣接した東側には2000坪近い更地があるため、一体開発の動きも出ている。
ヒシサンは、ガソリンスタンド経営のほか根室・釧路・網走でオートバックスのFC(フランチャイズ)店、フィットネスのカーブスなどを展開している。