ニトリHD社長交代、似鳥会長、白井社長の体制に

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 ニトリホールディングス(札幌本社・札幌市北区、東京本部・東京都北区)は、1月26日の取締役会で似鳥昭雄社長(71)の会長就任、白井俊之副社長(60)の社長昇格を決めた。2月21日に正式就任する。似鳥氏は引き続き代表権を持つ。ニトリ&ラッキー 011(写真は、会長に就く似鳥氏)

 ニトリHDは、中長期ビジョンとして2022年1000店舗、2032年3000店舗の目標達成に向け、2014年5月から白井氏を副社長として経営体制強化と事業の改善・改革に取り組んできた。
 今回の体制変更は、事業のグローバル化を見据え、グループ事業の意思決定を単純化、迅速化することで改革スピードの向上を図るのが目的。今まで以上に現状否定をし続けられる体制の構築を目指す。
 
 似鳥氏は、会長就任後も引き続き代表権を持ち、持続的な成長と企業価値向上のため白井社長をサポートする。
 白井氏の略歴は次の通り。
【しらい・としゆき】1955年12月21日生まれ。79年4月ニトリ家具入社、2001年5月取締役、03年5月常務、08年5月専務、10年5月取締役専務執行役員、同年8月持株会社移行に伴いニトリ取締役、ホームロジスティクス取締役、同年12月ニトリ取締役商品部ゼネラルマネジャー、12年5月ニトリUSA取締役、14年5月ニトリHD代表取締役副社長、ニトリ代表取締役社長、ホームロジスティクス代表取締役社長、ニトリファシリティ代表取締役社長、15年3月ニトリパブリック代表取締役社長、同年4月ホームロジスティクス代表取締役会長

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