コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、創立50周年記念商品としてワインコンサルタントの田辺由美氏がプロデュースしたオリジナルワイン「MIRAI」を2日から販売した。店舗と宅配トドックで限定8000本。価格は720ml1598円(税込)。(写真は、十勝ワインMIRAI)
「MIRAI」は、原料に十勝産「山幸」41%、フランス産「カベルネ・ソービニヨン」40%、ブルガリア産「メロル」19%と田辺氏が決めたブレンド比率で池田町ブドウ・ブドウ酒研究所が製造。
豊かな果実の香りとコクのバランスや本来の旨みを出すために濾過は最小限に抑制している。ラクレット、ビーフシチュー、ジンギスカン、鮭のバター焼など北海道の食とマッチングした飲み口に仕上がっている。
田辺氏は1952年池田町出身で十勝ワインの生みの親、故丸谷金保元町長が実父。津田塾大数学科卒業後、1986年にワイン・アンド・ワインカルチャー設立し社長に就任。ワインスクールや各社のコンサルタント、執筆・講演活動を行っている。日本にワイン文化を定着させた功績からフランス政府より農事功労賞も授与されている。セイコーマートの丸谷智保社長(54年生まれ)は実弟。