マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)とサッポロドラッグストアー(同・同市北区)は28日、苫小牧市内に「マックスバリュ弥生店」(弥生町1丁目9―1)と「サッポロドラッグストアー苫小牧弥生店」(同)をそれぞれオープンさせた。9月2日にはDCMホーマック(同・同市厚別区)も「弥生店」をオープンさせる予定で、市の中央部に新たなショッピングセンター(SC)が誕生する。(オープン前には約300人が並んだ=写真)
「マックスバリュ弥生店」は、地域密着をテーマに地元の農畜産物、水産物を豊富に品揃えしている。農産売場にはJファーム苫小牧の新鮮なトマトや洞爺、安平など近郊で栽培されたオーガニック野菜を並べたほかミニトマトバイキングも取り入れた。
水産売場は干物の種類を増やし王子サーモンの品揃えを強化、冷凍魚のノントレー商品も増やした。畜産売場は什器下段に少量パックを多く用意して中高年齢層が多い商圏のニーズに合わせた。
惣菜売場でも、中高年齢層が多いことを考慮して焼き魚、煮魚を多く揃えている。弁当ではスモークサーモン押し寿し、鮭はらこ飯など独自の商品を多数置いた。
この日は、午前9時のオープン予定を10分繰り上げたが、店舗前には約300人のお客が並び、開店後には約500台収容の駐車場も満杯になった。なお店舗面積は2169㎡で従業員は105人。営業時間は午前7時から午後11時。レジは10台。マックスバリュ北海道の苫小牧市内店舗数は7店舗になった。
(賑わう店内=写真)
(惣菜売場では中高年齢層が多い商圏特性から焼き魚や煮魚を多く揃えている=写真)
「サッポロドラッグストアー苫小牧弥生店」も同時刻にオープン、31日まで店内賞品を8%割引で販売する。通常のサツドラ店舗よりも食品アイテムを減らし化粧品、医薬品を前面に押し出している。サツドラの苫小牧市内店舗数は6店舗になる。
(サッポロドラッグストアー苫小牧弥生店=写真)