札幌市内で食品スーパー「北海市場」を5店舗展開するモリワキ(本社・札幌市西区)は、12月中旬に札幌市西区の「DCMホーマック発寒追分通店」(発寒9条14丁目)の敷地内に新店舗を出店する。売場面積は630㎡。ホームセンターと食品スーパーがコンビネーション出店、集客増を図り売上げアップに結び付ける。(写真は、北海市場西町店=2015年7月1日午前撮影)
DCMホーマック発寒追分店は、2013年5月29日にオープンした大型ホームセンター。敷地面積は約1万3000㎡でホーマックの店舗(2階建て)は建築面積約8000㎡。ホームセンターだが、一部食品や日用品、ドラッグの売場もあり、ベーカリーショップのボストンベイクも入っている。
今回、生鮮食品に特化した北海市場を誘致することでホーマック店舗との相乗効果を狙う。店舗の建設場所は、駐車場として使われている一部敷地。建築面積993㎡、売場面積630㎡の鉄骨平屋建ての食品スーパー店舗を作る。
建物設置者は、ホーマックの店舗と同様、三井住友ファイナンス&リース(本社・東京都港区)。営業時間は最大で午前7時半から午後9時。新店舗オープンに伴い駐車場スぺースを新たに確保、343台から375台に増やす。
北海市場は、現在、「西町店」(西区)、「宮の森店」(中央区)、「川沿店」(南区)、「東店」(東区)、「伏古店」(東区)の5店舗を展開。14年6月に「手稲店」(手稲区)を閉店し15年3月に「伏古店」を居抜き出店した。
DCMホーマック(本社・札幌市厚別区)は、食品スーパーのダイイチ(同・帯広市)や同じイオングループのマックスバリュ北海道(同・札幌市中央区)とコンビネーションを組むことが多いが、「発寒追分通店」では地域密着のローカルスーパーと組むことにした。
(写真は、DCMホーマック発寒追分通店=2015年7月1日午前撮影)