イオン北海道(本社・札幌市白石区)とマックスバリュ北海道(同・同市中央区)は、5日(金)から道内11店舗でエゾシカ肉の販売を始める。道庁の「エゾシカ肉衛生処理マニュアル」に加えて独自の衛生処理基準に基づいて処理している。ヒレ、ロース、バラ、スネなどで価格はジンギスカン(冷凍)1パック約200gが680円(本体価格)。(写真は、イオン名寄店)
エゾシカ肉は野生のエゾシカを捕獲して一定期間飼育。産地でイオングループの衛生処理基準に基づいた設備内で解体、真空パックに加工している。産地で急速冷凍することにより鮮度を保ち、物流も冷凍便を使用する。一頭ごとに番号で管理、トレーサビリティにも対応している。
エゾシカ肉は牛のレバーをしのぐ鉄分を豊富に含み鉄分が不足がちの女性に最適。また脂質が少なく赤みの肉に含まれる脂の割合は四季を通じて1~3%。牛サーロインステーキは40%なので脂質摂取を大幅に抑えられる。
主な商品は、ヒレかたまり1パック約225g1480円(本体価格)、ロースかたまり1パック約200g1480円(同)、ばらスライス1パック約150g980円(同)。イオン北海道の札幌発寒、札幌桑園、札幌元町、札幌苗穂、苫小牧、釧路、旭川駅前、名寄の8店舗、マックスバリュ北海道の東札幌、八軒5条、堀川(函館市)の3店舗で5日から販売する。
エゾシカ肉のパッケージには、一般社団法人エゾシカ協会が設けている「エゾシカ肉認証制度」の認証マークも付いている。