ファミリーマート(本社・東京都豊島区)とユニーグループ・ホールディングス(同・愛知県稲沢市)の統合交渉開始を受けて道内コンビニエンスストアも再編序章を迎えている。ファミリーマートとセイコーマートグループのセイコーフレッシュフーズ(同・札幌市白石区)の合弁企業だった「北海道ファミリーマート」が3月末に合弁を解消、道内ファミリーマート全75店舗のうち27店舗が「セイコーマート」に衣替えする。函館2店舗を除く江別市、札幌市の25店舗は9日現在、どういう状況なのか。
【元江別店】店舗入り口の付近に5月11日(月)18時閉店のお知らせが掲示されている。店内の商品は9日の午後で殆ど撤去されており、デリカ惣菜類など日配品は搬入されている。半額商品も多数あった。
【大麻ひかり町店】既にセイコーマートへの改装工事が進んでいる。店頭には、5月27日朝7時開店のお知らせが張り出されている。24時間営業、年中無休と書かれている。
【札幌厚別西3条店】店舗は閉鎖され、ファミマの痕跡は既にない。改装工事は進んでおらず店頭告知もなかった。
【札幌あいの里1条店】JR学園都市線「あいの里駅」に近いこの店舗は店頭告知もなく、転換を匂わせるPOP類も外からは窺えない。
【札幌苗穂13条店】この店舗も転換については未表示だった。
【札幌東雁来11条店】こちらの店舗についても転換を示す告知は出ていなかった。
【札幌東苗穂8条2丁目店】閉店のお知らせは掲示されていない。
【札幌伏古5条店】店舗入り口に5月18日(日)18時閉店のお知らせが告知されていた。
【札幌北16条店】地下鉄東豊線環状通東駅の出口から近い駐車場のない小さな店舗。こちらには閉店の表示はなかった。
【札幌白石駅北口店】店頭には告知されていないが、6月11日(木)の閉店が決まっているそうだ。
【札幌白石中央2条店】こちらにも提示はなかった。
【札幌豊平6条8丁目店】もともとツルハのドラッグストアのあった場所。ファミマになって3年程経過している。セイコー
マートへの転換告知はまだ掲示されていない。
【札幌南6条店】5月18日(月)18時閉店の告知が出されている=5月2日現在。
【札幌南8条西6丁目店】こちらはいち早くセイコーマートへの転換が進む5月22日(金)午前7時オープンと掲示されている=5月2日現在。セイコーマートの本社に近い店舗。
以上、函館以外の25店舗中14店舗の状況を記した。残り11店舗についても後日掲載する。