ファミリーマート(本社・東京都豊島区)とユニーグループ・ホールディングス(GHD、同・愛知県稲沢市)が9月1日に経営統合、ユニー・ファミリーマートファミリーマートホールディングス(HD、本社・東京都豊島区)が誕生したが、統合後の「ファミリーマート」北海道1号店が16日(金)にオープンする。IMG_8003
IMG_8001(写真上は、9月16日オープンの札幌宮の森3条店、下は建設中の札幌インター前店)

 統合後の1号店となるのは、「札幌宮の森3条店」(札幌市中央区宮の森3条6丁目2―8)で、統合前のユニーGHD傘下のサークルKサンクスの「サンクス札幌宮の森3条店」だった店舗。8月中旬に閉店し、9月16日にファミリーマートに衣替えしてオープンする。「サンクス」から「ファミリーマート」への看板架け替え1号店にもなる象徴的な店舗になる。
 
 続いて、9月28日(水)に「札幌南2条東4丁目店」(札幌市中央区南2条東4丁目1―22)、30日(金)に「北斗久根別店」(北斗市東浜2丁目14―8)、10月21日(金)には「札幌インター前店」(札幌市白石区米里1条2丁目)が新規オープン予定。

 ファミリーマートの道内店舗数は現在、54店舗。ファミリーマートでは2020年度末までの4年間でサンクス187店舗のファミマ転換と合わせて道内350店舗体制を予定している。重点地域は札幌圏で新規100店を計画。単純計算で1年間に20~25店舗のペースで新規出店を進めていくことになる。

 今年に入ってのファミマ新店は8月までで9店舗。サンクス新店と合わせて10数店舗。9月以降で分かっているのは前記4店舗。コンビニ業界では、新規出店よりも建て替えによる活性化に重点が置かれるようになっており、ファミマが目標通りの店舗数を確保するには好適地の取得と他のコンビニ・フランチャイズ店オーナーの転換促進、新規オーナー確保、日販のアップなど課題は大きい。


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