アインファーマシーズ(本社・札幌市白石区)は、コスメとドラッグのセレクトショップ「アインズ&トルペ」の新規店舗として札幌市東区北12条東7丁目に「光星店」(仮称)を出店する。札幌振興公社(同・同市中央区)が再整備を進めているショッピングセンター(SC)光星の建て替え部分のテナントとして5月連休明けにもオープンする。(写真は、アインズ&トルペが出店する建物)
SC光星は、築45年ほどが経過しているが、所有運営する札幌市の第三セクター、札幌振興公社は耐震補強工事を実施するとともに100円ショップ、ザ・ダイソーの入っていた建物の建て替え工事を進めている。
耐震補強した本棟の1階では専門店のテナントを集約、核店舗として東光ストアが4月中旬にもオープンする予定。「アインズ&トルペ」は、建て替えしている別棟部分、約160坪を利用して出店する。
アインファーマシーズは、調剤薬局が主力で、2014年4月期の売上高1702億円のうち「アインズ&トルペ」、「アインズ」など物販部門は179億円。
現在、関東・東北に19店舗、北海道に22店舗、東海・関西に14店舗の合計55店舗を展開しているが、「地下鉄直結など都心立地の店舗に注力、郊外店は契約満了期が到来したら撤退するのが基本方針」(大谷喜一社長)。この方針の下、札幌市内では南区中ノ沢のREX中ノ沢内の「アインズ中ノ沢店」を3月31日で閉店する。
「アインズ&トルペ光星店」は、札幌市営地下鉄東豊線東区役所前駅に直結しており札幌市内14店舗目。なお、東光ストアとのジョイント出店は、「アインズ&トルペ麻生店」(北区北40条西4丁目)、「アインズ豊平東光店」(豊平区豊平7条8丁目)に次いで3件目になる。