コープさっぽろ(本部・札幌市)は13日、冬休みの小学生を対象に仕事を体験してもらう「おしごとキッズ」を札幌市清田区の「平岡店」(平岡公園東3丁目)で実施した。小学校3年生から6年生までの男女19人が参加、店舗で販売されている食品を作って店頭に陳列して売るなど通常行われている仕事を実際に体験してもらった。14日から16日にかけても札幌市内や小樽の店舗で実施する。(写真は、精肉の売場に品出しする「おしごとキッズ」の小学生)
コープさっぽろは、子供たちに食育体験の一環として店舗での仕事を体験してもらい、食べることの大切さや実際にどのように食べ物が作られて売られているかを知ってもらう取り組みを2010年から始めている。
夏休みと冬休みの2回、道内各地のコープ店舗で実施、昨年は夏休み、冬休みの期間に道内21の事業所で合計401人の子供たちが仕事を体験した。
今回の「おしごとキッズ」は、6日の「野幌店」(江別市野幌松並町)を皮切りに始まっており、13日は「平岡店」近辺の小学生19人が集まった。子供たちは入協式を経て白衣を着て帽子、マスクを着用。3~5人に分かれて惣菜、精肉などの厨房に入り寿司や挽き肉作りに挑戦した。
お寿司を作ったグループは、店頭で「おいしいお寿司ですよ」と買い物客に声をかけてPR、数分で作った4個のパックが売れると笑顔を見せて喜んでいた。
コープさっぽろでは、14日に「西宮の沢店」(札幌市西区)、15日に「ソシア店」(同市南区)、16日に「川下店」(同市白石区)と「小樽南店」(小樽市)でも同様の「おしごとキッズ」を実施する。
(写真は、コープさっぽろ平岡店のおしごとキッズ入協式)