マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は12日、都市型小型食品スーパー業態の「マックスバリュ エクスプレス新道店」(札幌市東区北34条東16丁目)をオープンさせた。1989年に開店した「札幌フードセンター新道店」を業態変更してリニューアルしたもので、人口集中地区の買い物需要に応える品揃えを図った。店舗は地下鉄東豊線新道東駅に直結している。(写真は、12日にオープンしたマックスバリュ エクスプレス新道店)
都市型小型食品スーパー「マックスバリュ エクスプレス」のコンセプトは、都市部の人口集中地区の買い物客を対象にショートタイムで買い物ができるようにフロア構成や品揃えに工夫をした業態。
2012年8月11日に居抜きで出店した「中の島店」(同市豊平区中の島1条1丁目)が1号店で、13年6月20日には「JOY西町店」を業態変更して「発寒南駅前店」(西区西町北8丁目)をオープンさせている。今回の「新道店」は3店舗になるが、いずれの店舗も地下鉄駅にほぼ直結しており通勤・通学客や店舗周辺の単身世帯、高齢世帯などの利用を見込んでいる。
「新道店」の店舗面積は836㎡。弁当や丼ぶりの種類を増やし惣菜類の種類、量目も豊富にしている。店内で焼くパンの売場には、惣菜パン、菓子パンの税込100円均一コーナーも設けた。生鮮品では、単身・小世帯に合わせミニトマト、ピーマン、ナスなど野菜のバラ売り、食べきりサイズの肉など小容量パックも充実させている。
(単身世帯や小家族向けの品揃えも充実=写真は精肉コーナー)
営業時間はこれまでの24時間から午前7時~午前0時までに変更した。店舗は賃借で、女性専用フィットネス「カーブス」やメガネ販売、美容室など他のテナントを含めた店舗総面積は2600㎡。