イオン北海道10月売上高は前年割れ、食品部門も「まいばす」効果及ばず

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DSC_6577 イオン北海道(本社・札幌市)が6日公表した10月度の売上高前年比によると、既存店ベースは97・4%、コンビニ型食品スーパー「まいばすけっと」の新店を含んだ全店ベースでも98・3%で前年10月の売上げに到達しなかった。(写真は、「まいばすけっと北14条東15丁目店」)
 
 部門別を見ると、衣料は既存店、全店ともに96・8%、食品は既存店97・4%、全店99・1%、住居余暇は既存店98・3%、全店98・4%だった。
 
 食品部門は、8月中間決算で売上高の55・7%を占める主力部門。今期に入ってから、4月の増税反動で前年同月を割り込んだ以外は既存店・全店ともダブルで前年同月を上回っていたが、10月は既存店・全店のダブルで前年を下回った。
 
 コンビニ型食品スーパー「まいばすけっと」で新店にカウントする1年未満の店舗は14店舗ある。それらをすべて合計した上でも前年を上回らなかったことから、消費増税や電気料金値上げなどによる節約志向が強く出てきたと言えそうだ。

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