IMG_0402 北雄ラッキー(本社・札幌市)は、「西岡店」(札幌市豊平区)と「発寒店」(同市西区)の天井照明をLED照明に全面切り替えする。11月から閉店後を利用して約1ヵ月かけて交換、11月からの電料金再引き上げに対応する。(写真は、北雄ラッキー西岡店)
 
 同社は、これまで3月に新規オープンした「倶知安店」(虻田郡倶知安町)、7月に建て替えオープンした「山の手店」(札幌市西区)のほか本社のある「星置店」(同市手稲区)の3店舗で照明のLED化を終えている。
 
 今回、西岡店と発寒店の2店舗もLED照明に切り替えるもので費用は1000万円強。経済産業省の外郭団体による省エネ補助金を利用、3分の1は補助金、3分の2を自前で出費する。
 
 同社によると、LED化によって単店舗の照明にかかる電気料金は半分程度になり、店舗全体で使用する電気料金は約12%節約できるという。
 
 同社はこれまでも店舗で使う電気使用量の節約のためインバータ装置を全店舗(36店舗)の半分ほどの店舗に導入している。こちらも補助金を活用した節電対策。北電は11月から企業向け電気料金を21%ほど値上げする見通しで、食品スーパー各社の省エネ化は各社に広がっている。


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