ダイイチが清田店(札幌市)と音更店(音更町)限定でボイントカード「フレカ」導入、寺岡POSレジでもシステム構築へ

流通

IMG_9646IMG_9645 ダイイチ(本社・帯広市)は、新店の清田店(札幌市清田区)と音更店(音更町)で限定のポイントカード「フレカ」を10月1日から導入する。両店でこれまで買い上げ額に応じて配布してきたスマイルシールを終了、「フレカ」に移行する。ダイイチは、旭川ブロック7店舗で「フレカ」を導入しているが、札幌・帯広ブロックでは新店2店のみで先行実施、効果を検証して切り替えを検討する。(写真左は清田店の店内で告知されている『フレカ』導入のポスター、写真右は清田店)
 
 ダイイチは、旭川ブロックでポイントカード「フレカ」、帯広ブロック10店舗と札幌ブロック4店舗では「スマイルシール」を配布して販促に利用している。同シールは、500円で1シールと交換し台紙30枚満欄で100円の商品券と交換するサービス。
 旭川ブロック限定の「フレカ」は300円で1ポイントが付き500ポイントで商品券500円分と交換している。
 
 帯広ブロックの音更店は昨年11月2日、札幌ブロックの清田店は同11月30日にオープン、これまでスマイルシールを配布してきたが、2店とも10月1日からフレカに切り替える。ポイントの還元率は旭川ブロックと同じ。帯広ブロックの音更店以外の9店舗や札幌ブロックの清田店以外の3店舗は従来通り、スマイルシールを配布する。
 
 同社がポイントカード導入を限定したのは、店舗内のPOSレジが東芝テックと寺岡精工と二分されているため。旭川ブロックは東芝テックのPOSレジで共通しているため先行してフレカのシステムを構築した。帯広ブロックは2社のPOSレジが混在、札幌ブロックは寺岡精工のPOSレジで統一している。旭川のフレカシステムが導入できないため、音更店、清田店の限定でフレカを試験的に導入し効果を検証したうえで全店導入を検討することにした。

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