ホーマックが「留萌店」隣接地に大型ホームセンター「スーパーデポ」建て替え構想

流通

IMG_7478IMG_7481 ホーマック(本社・札幌市)は、「留萌店」(留萌市南町4丁目)の隣接地を取得、来年以降に大型ホームセンター「スーパーデポ」への建て替えを検討している。同社は大型店を核に中小型店を衛星的に配置する地域ドミナント出店によって地域シェアを高めていく出店戦略をとっており、留萌地域でも多店舗化が進む可能性がある。(写真左は、現在のホーマック留萌店、写真右は更地になっている隣接地)
 
 
 ホーマック「留萌店」は、食品スーパーのマックスバリュ北海道やメガネのプリンス、三省堂書店などが集積した近隣型ショッピングセンター(SC)の一角を占める。97年にSCは開業している。
同SCの隣接地は、パチンコ店のパーラージュエリー留萌店だったが、数年前に閉店、ホーマックが約2000坪の土地を取得した。
 
 既に建物は解体され更地になっており、ホーマックは「スーパーデポ」タイプの大型ホームセンターを建設する方向で準備を進めていると見られる。
 
 ホームセンター業界では、農業資材に強いコメリ(本社・新潟市)が道内の地方都市への大型店出店を進めており、留萌市もその候補になる可能性が高い。
 
 ホーマックは、スーパーデポを地域の旗艦店として周辺に従来型の「ホーマック」店舗や小型の食品も揃えた「ホーマックニコット」店舗を配置する地域ドミナントで競争優位を確保する方針を取っており、留萌地域でもこの戦略に沿った面展開が進みそうだ。

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