十勝地区の農家など生産者で作る帯広市農産物小規模加工研究会(愛称・畑のキッチン)と帯広市は、14日から16日までの3日間、とかちプラザ(帯広市西4条南13丁目)アトリウムで地場農産物加工品販売会を開催している。今年で7回目で、同研究会の15グループが参加、期間中800人の人出が見込まれるという。(写真は、地場農産物加工品販売会で加工品を買い求めるお客)
 
 畑のキッチンは、生産者が育てた農畜産物を生産者自らが加工して作った、こだわりの一品を地域の消費者に紹介し、地産地消の促進を目的にしている。
 
 今回の地場農産品加工品販売会は、7年前から始め一昨年までは帯広市役所で実施、昨年からとかちプラザに会場を移して実施されている。
 
 14日午前11時から始まった今回は、同研究会に所属する15の農家グループが出店。愛菜フレンドの長いものゆかり漬、メロンとキュウリ、ナスに生姜とニンニクをきかせてヘルシーに仕上げたスタミナ漬などを販売、おびひろの味銀行は生産した押大豆、押小豆、大豆のなんばん漬など、農家がこの販売会のために生産したアイデア食品なども販売されている。また、一部の製品は十勝地域の観光施設などで常設販売もされている。
 会場では、6次産業化相談会も実施されている。
 主催者は、3日間の期間中、800人が農産物加工品を買い求めると予想している。


この記事は参考になりましたか?