石狩湾新港に内航(国内)定期コンテナ航路が、2026年3月30日から開設された。石狩湾新港は、韓国・釜山などの外航定期コンテナ船が週3便就航しているが、今回の内航コンテナ定期船によって、週4便の定期コンテナ航路となる。
(写真は、石狩湾新港と仙台塩釜港を結ぶ定期コンテナ船就航の記念式典)
今回の内航定期コンテナ航路は、石狩湾新港と仙台塩釜港を週1便で繋ぎ、仙台塩釜港から外航航路と接続でき、海外との輸出入も可能になる。航路開設は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を置く世界最大級の港湾・物流運営会社、DPワールド(DP World)の日本法人、DPワールドジャパン(本社・東京都千代田区)と井本商運(同・神戸市中央区)、荷主の一条工務店(同・東京都江東区)が連携して開設したもので、「荷主と連携する当社として初めてのパターンの航路」(井本商運・井本隆之社長)。
運航船舶は、「さくら」(総t数2507t、コンテナの積載本数は20フィートコンテナ402個、2016年8月建造)。毎週月曜日に石狩湾新港に寄港する。就航を記念してこの日、石狩湾新港花畔埠頭コンテナヤード内の花畔1号・2号岸壁で記念式典が行われ、関係者約40人が出席した。石狩湾新港管理組合議会の佐々木大介議長は、「新航路は、これからの石狩湾新港の可能性を生かすチャンスになる。北海道は、農業や漁業の一次産業が主力になっており、今後は、北海道の農産品の輸送を通じて、地元経済の発展に繋がることを望んでいる」と挨拶した。
DPワールドジャパンの藤江成宏社長は、「この航路は、一条工務店グループの荷物をベースに運んでいる。荷主である一条工務店が物流管理をDPワールドに任し、我々が井本商船と連携して一元管理できるようにした。一条工務店以外の荷物にも対応したい」と話している。一条工務店は、海外で製造した住宅部材を1週間に2400本(40フィート換算)輸入しており、その一部が今回の航路に積まれる見通しで、「収益は確実な航路」(藤江社長)としている。



































