北広島市虹ヶ丘の旧パチンコ店跡に北海道交運事業協同組合・札幌交通が本社移転

交通・運輸

 タクシー事業を展開する北海道交運事業協同組合(札幌市厚別区)と札幌交通(同)は、2024年9月24日(火)に、本社営業所を北広島市虹ヶ丘8丁目1-6に移転する。旧パチンコ店「ATLAS(アトラス)虹ヶ丘店」の店舗跡をリニューアルして活用する。(写真は、北海道交運事業協同組合と札幌交通の本社営業所)

 北海道交運事業協同組合と札幌交通(2024年に共同交通と合併)は、札幌市厚別区厚別中央1条1丁目1-25に本社営業所、タクシー駐車場などを保有していたが、2023年末に、入札で土地を売却した。同協同組合と札幌交通は、売却資金の一部を、移転先となる「ATLAS虹ヶ丘店」の取得、改修に充てた。売却後も一定期間、厚別中央1条1丁目の土地を利用できる契約となっているようで、現在のところ土地所有権は、同組合まままで変わっていない。

 旧「ATLAS虹ヶ丘店」は、名豊観光(本社・愛知県豊橋市)がオープンさせた「ドットシティ名宝虹ヶ丘店」が前身。名豊観光は、北広島市虹ヶ丘土地区画整理組合から2002年11月に土地を取得、パチンコ店を建設してオープンさせた。2011年4月には、ゴールデン東京(同・札幌市中央区)が建物を賃借して「ATLAS虹ヶ丘店」をオープンさせたが、2023年3月19日に、12年間の営業を終了していた。

 北海道交運事業協同組合は、2024年2月頃からパチンコ店舗の改修とともに検査場、洗車場の新築工事も開始していた。それら一連の工事が終了したことから、同年9月24日に、移転営業を開始することになった。

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