EVや自動運転など最先端の自動車などが身近に楽しめる「札幌モビリティショー2024」が、2024年1月19日から札幌ドーム(札幌市豊平区)で始まった。国内外のメーカー21社30ブランドから計121台が出展、各社のコンセプトカー(試作車)なども展示されている。会期は、同年1月21日(日)までの3日間。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。
(写真は、トヨタの「カヨイバコ」)
主催は、北海道経済産業局や北海道運輸局、北海道、札幌市、北海道新聞社などでつくる実行委員会。2012年から「札幌モーターショー」として始まり、2年に1度開催してきたが、前回2022年は、コロナ禍で中止となったため、今回は4年ぶりの開催となった。また、自動車以外の交通手段の展示も含め、名称を「札幌モビリティショー」に変えての開催となった。
トヨタが展示しているEV「カヨイバコ」は、趣味や仕事などに応じて車内を自在に変えることができ、広い空間が特徴。「カヨイバコ」は、工場や食品流通などの現場で使われている「通い箱」から取ったもの。写真のように車椅子も積み込むことができる。また、2500万円の「センチュリー」にも多くの人が集まっていた。
(写真は、ホンダの「サステナ・シーコンセプト」)
(写真は、日産の「ハイパーフォース」)
ホンダが展示している「サステナ・シーコンセプト」は、コンパクトタイプのEV。車体は、リサイクルのアクリル樹脂を使用。日産は、完全自動運転技術を搭載したEV3車種を展示、スポーツカーの「ハイパーフォース」はアニメとの連動で高速走行を疑似体験できる。スポーツタイプのSUV、「ハイパーパンク」も来場者の注目を集めていた。
(写真は、マツダの「アイコニックSP」)
マツダの「アイコニックSP」をカメラに収める来場者も多くいた。赤色のスポーツカーで高出力のロータリーエンジンを搭載、流線型のデザインがひときわ注目を集めた。輸入車7ブランドを展開するステランティスジャパンは、アバルト、アルファロメオ、シトロエン、DSオートモビル、フィアット、ジープ、プジョーの最新電動化モデルを7台展示した。
(写真は、「レゴブロック」で組み立てられた実物大スポーツカー「トヨタGRスープラ」)
約47万個のプラスチック製玩具「レゴブロック」で組み立てられた、実物大スポーツカー「レゴトヨタGRスープラ実物大レプリカ」も北海道に初上陸した。会場には、スタンド席の傾斜を使った長さ34m巨大滑り台が登場、札幌を中心に人気のベーカリーとスイーツが大集合したフェスタなども開催されている。
(写真は、スタンドに設置された巨大滑り台)
(札幌モビリティショー2024のアンバサダー、雪ミクは台車に乗せられて登場=写真)